久留米中央卸売市場に、家内とやって来た。
何でそんな専門業者しか用のない場所にいるのかって?
それはあれだ。
魚屋を始めようかなって。
・・・嘘だ。
市場内には、早朝から営業している食堂がある。
そこは、一般人でも入る事が出来るのだ。
えーっと、この2階だな。
2階通路から市場全景。
これが久留米の台所だ。
「ごめん下さーい。」
「いらっしゃいませー。」
何々、カツ丼650円、親子丼480円、かけうどん280円てか。
安っ!
ネギトロ丼600円、イクラ丼とマグロ丼は1,500円!
さすがは市場食堂である。
メニューの前で、どうしたもんかと佇む私達。
見るに見かねたのか、店のおかみさんがやって来て、丁寧に説明してくれた。
「棚のおかずは自由にお取り下さい。そして、ご飯とか味噌汁を追加していただければ。」
「うーん、悩んじゃうな。もうちょっと待ってね。」
「どうぞどうぞ。ごゆっくり。」
「よし決めた。俺はこれにする。」
待つこと暫し。
「ネギトロ丼でーす。」
うひひ。
来た来た。
副菜は、棚から取ったキスの天ぷら、
それに味噌汁である。
これで千円を切っている。
天晴れと言うしかない。
「丼の蓋でワサビ醤油を作ると、簡単ですよ。」
「こうかい?」
おかみさんはあくまでも親切である。
ワサビ醤油をぶっかけて、
では
もぐ
何てったってマグロである。
不味い訳がなかろう。
ほんじゃ、黄身とタタキをかき混ぜて、、、
本腰入れて食うとするか。
ガツガツガツ!!