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Tシャツとサンダルの候

偏平足のために part3



漱石の路を歩いてみての、偏平足用装具の感想を言えば、実に満足すべきものだった。


水曜日

装具屋さんに結果報告と、支払いのために整形外科へ。


「どうでした?具合は。」

「上々ですバイ。サイズもピッタリ。調整はせんでよかです。」

「それはようございました。では書類の説明からしますね。」



「この医証と領収書と見積書と請求書ばですね、えーっと・・・あれ?」

「ど、どうしました?」

「すいません。請求書の代わりに、見積書ば2枚持ってきてしまいました。」


あらまあ、である。


「よかですよ、後で郵送して貰えれば。」

「すんまっしぇん。では13000円頂戴します。」

「え?13780円ってここに。」

「いや、請求書ば忘れて迷惑かけたけん、端数はまけときます。」


実はこの装具屋さん。

後で知ったが、ラグビー日本代表のインソウルを請け負っているような名人らしいのだ。

請求書を忘れたぐらいで、値引きして貰っていいのだろうか?


「よかです、よかです。書類が全部揃って、市役所の健康保険課に持って行けば・・・」


7割分の還付を受けられると言う。

つまりこうだ。

還付されるのは、

13780円×0.7=9646円

実際払ったのは13000円なので、

13000円-9646円=3354円(税込み)

これが実際の費用となる。


市販される一般的な物は、税抜き5000円前後だろう。

自分の足の形に合ったものを、納得いくまで調整して貰って(今回は必要なかったが)、この金額なのだ。

しかも、ラグビー日本代表から注文が来るような名人に作って貰うのだ。






偏平足でよかった。

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