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Tシャツとサンダルの候

飯田高原界隈 Part3

この時期のお出かけの主題は、なんと言っても《避暑》。

ならば、やはりここが一番だ。



飯田高原

手始めに、タデ原湿原を散策しよう。



紺碧の空に照り映えるノリウツギ。




湿原では、ヒゴタイがチラホラと咲き始めた。







爽やかな風が湿原をわたる。

狙い通り、まことに涼しい。



ハンカイソウ




ノハナショウブ




モウセンゴケ




ヒヨドリバナ


「アサギマダラがこれを吸いに・・・って、いるやん!」(家内)

「あ、あああ。」(私)


慌ててカメラを向けるも、時既に遅し。

アサギマダラは、優雅に飛び去った後である。

画像は、『そして花が残った』の図である。



こちらはジャノメチョウ。

こんなにじっとしてくれたら、助かるんだけどね。



ミヤマアカネ




オトギリソウ




サワギキョウ




コオニユリ




湿原のテラスで、赤鬼パンを食すのが、ここ最近の私のマイブーム。

色々とつっこむ声が聞こえてきそうだが、聞く耳は持たぬ。


パクリ




昼飯が済ませ、再び木道を歩いていると、奇妙な光景に出くわした。

ホオアカが木の上で囀ずるのは、ありきたりの事だが、

それに呼応しているのが、



ホオジロなのだ。

ホオアカが囀れば、ホオジロが返し、またホオアカが鳴く。

距離にして20mもない近さである。

種を越えて、会話が成立しているように思えてならない。

ホオアカ弁とホオジロ弁。

もしかして、九州弁と東北弁より、よっぽど近いのではなかろうか。




場所を移動。



やまなみハイウェイをひとっ走り。

九重ふるさと自然学校だ。



池の周りでは、人の背丈ほどのガマの穂が揺れている。




クサフジが咲いている。

ブルービーが現われる条件は整った。

今年もどこかで、幸せの青い蜂に出会いたいものだ。



チダケサシ




アソノコギリソウ




サイヨウシャジン




マツムシソウ




シュロソウ




ウラギンスジヒョウモン?




アオスジアゲハ




ミスジチョウ




↑葉の上で翅を休めていた黒いアゲハ。

飛び立つ際に、赤い胴体がハッキリと見えた。

ならば、ジャコウアゲハではなかろうか。

とは言え、その一瞬を撮れない私は、それを証明できないが。



ユウマダラエダシャク

ミヤマキリシマを食い尽くすのは、クジュウフユシャクとキシタエダシャクの幼虫。

このシャクガも、その片棒を担いでいるのだろうか?



ナツアカネ♂




ナツアカネ♀



ハグロトンボ




シオカラトンボは、何やら取り込み中のようだ。



おっと、少しパラついてきたようだ。

そろそろ、灼熱の久留米へ帰るとするか。

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