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Tシャツとサンダルの候

高良川散歩 2024 (3) 河原は恋の季節

例によって高良川である。






水仙が土手を飾る季節になってきた。

この時期の高良川の風物詩である。



ダイサギ&マガモ




キセキレイ




カササギ

なーんか、横目で見られているような・・・



ヒヨドリ




モズ




群れから離れ、デート中のスズメ2羽。

高良川に恋の季節が訪れたようだ。




恋の季節と言えば、

この後私は、微笑ましいプロポーズの現場に遭遇する。



小枝に止まるカワセミ。

餌を捕る素振りも見せず、程なく上流側に飛び立ってしまった。

カメラを肩に担ぎなおし、慌てて追いかけていくと、止まったと思しき所には、バズーカを抱えたオジサンがいた。

対岸からは、カワセミらしき囀りが、うるさいほど聞こえてくる。


「(カワセミが)鳴いとりますね。」(私)

「向こう岸に3羽おっです(います)。」(オジサン)



「あ、雌ですか。」

「まだわっか(若い)雌ですね。その左右に、雄がおっでしょうが。」

「えーっと、全然見つけきらん。」

「そこそこ、枝の後ろ。」



「あ、これか。」

「もう一羽はこっち。雌の左の方。」

「どこどこ?」



「おいの指の方向、、、ほら。」

「みっけ。いつもここにいる、白髭が立派なヤツですね。」



「ここの縄張りの主やもんね。」

「ハイハイ。え?するってえと・・・」


縄張り意識が強いカワセミ。

2メートル程の距離に、3羽もいるってことは、


「ペアリングですよ。」

「なるほど。2羽で女の子にプロポーズ中ですか。」



果たして、どちらの雄が、プロポーズに成功するのか。

と、

唐突に合意がなされたらしい。

選ばれたのは、このシロヒゲだった。

雌が上流の方へ飛んで行くや、それを追いかけていくシロヒゲ

そして、その2羽を追いかけるジジイ2人。


アタフタ、アタフタ


ところが、50m程先にいたのはシロヒゲの一羽だけ。



あれ、お前一人か?

かわい子ちゃん、どこ行った?


『・・・・・・』




・・・フラれたか。

コメント一覧

minou_yamatai
ここのカワセミは、カメラマン慣れしているのか、比較的近くでカメラを構えても、それほと警戒しません。
そいう意味じゃ、カワセミのお陰で撮れてます。
ますのすけ
いい写真ですね。カワセミがいい。私の地域でもたまに見かけますが、こちらの捉え方が素晴らしい。感動しました。
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