恥ずかし～

今日は、Ｔは１日試験でおらんし、チビ猿♂２匹は、

『昼ごはんにも帰ってこずに遊びたいけんスーパーで弁当買いたい』

って弁当代持って朝から遊びに出たっきりじゃし・・・・

で、ティキはデカ猿♀と２人きりゴロゴロゴロゴロとトドのように過ごしとります

で、昼飯をど～しようかと思い、

『せっかく２人きりじゃし、ラーメンでも食いに行くかっ』

ってなワケで、ラーメンを食いに行った

ティキは出かけるまで惰眠を貪っておったけん、

もちろんスッピンじゃし、髪もボサボサ

まぁ、知ってる人に会うこともないじゃろし

と、油断してラーメンを食っておったんじゃが・・・

ふと、カウンター席を見ると見覚えのある家族連れが・・・・

はぅぅぅぅっっ

アレは、デカ猿♀の同級生の家族じゃん

しかも、お母さんは色白でちょっとボア似のぶち可愛い人なんよ

あぁぁぁぁ・・・

よりによって、こんな小汚い状態のティキの時に遭遇するなんてっっ

いや、じゃけど、あの一家は私に背を向けて座っとるけん気付いてないかも

と、淡い期待を抱きつつスープをジュルジュルすするティキ

じゃけど、お勘定する時はその一家の真横でせにゃならん

狭い店内、すぐ正体がバレてまう

・・・・・・・仕方ない・・・・・・

本当は気付かれんように退散したかったが、

向こうから気付かれるよりはこっちから気付いて声掛けた方がエエかの・・・

と、言うわけで、支払いをする時に、

『よぉ～っ』

と声を掛けた

すると、その可愛いお母さんは、

『あ～初めから気付いとったんよぉ～』

と、ニコニコ可愛い笑顔で答えてくれた

初めから・・・・・・

気付いておったんじゃの・・・・・・

このスッピンのど～でもエエ小汚い身なりのティキに

なんでも、【遠慮して】声を掛けんかったらしい

・・・・やはり・・・・・・

声を掛けるのをためらってしまうほど、

気合ゼロのティキの姿は恐ろしいっちゅ～事なんか・・・・

ご・・・ゴメンよぉ～、怖い思いさせて

今夜は夢にスッピンのティキが出てきてうなされるかも知れんが、許せっ


へぇじゃが・・・・・

あのお母さん、ホンマにいつ見ても可愛いわ

ティキも今度生まれてくる時は、

あんな【可愛い】女性に生まれてみたいわぁ

チャリチャリ

昨日、ソコソコ天気が良かったのも手伝って、

ついつい自転車に乗りたくなってのぅ

同じ団地内にあるババサマの玄関先にちょいと用事があったけん、

デカ猿♀の自転車を借りてＧＯ

自転車に乗るなんざ、ぶち久しぶりじゃん

颯爽と風を切り爽やかに駆け抜けていくティキ・・・・

じゃがのぅ・・・

実際はそうはいかんかったわぃ

ババサマ宅に向かうときはほんの気持ち上り坂

この、【ほんの気持ち】がくせ者

ティキの逞しくも張りのない太ももが・・・・

『ひーっっ』

と、仮面ライダーにやられるショッカーのような悲鳴をあげるんじゃ

当然、息も上がりまくりで、

口もさることながら、不恰好な鼻の穴も限界まで全開にして、

これ以上無いくらい不細工面になりながら自転車を漕いだわけじゃ

体力も筋力も全くもってなさ過ぎ

じゃがのぅ、帰りは下り坂になっとるけん、もう余裕よっ

しかもティキは運動音痴のくせに、自転車の両手離しが出来るんで

スゲェじゃろが

『母さんが自転車に乗っとるっ』

と、あまりの珍しさに外に出てきてたチビ猿らの前で、

両手離し状態でスイスイ自転車を走らせるティキ

『母さん、スゲェッ』

おぉぉぉぉぉぉっ

なんか、尊敬の眼で見られとるがなっ

あぁ・・・・・

気持ちエエ


じゃが、ほんのちょびっとしか自転車乗っとらんのにグッタリ疲れてしもぅてのぅ

早々に家の中に引っ込んだティキ



そして、本日は太ももがほんのり筋肉痛

そして、明日はもっと筋肉痛が悪化しとるじゃろ～て