私は自分自身の経験の中から、魂に磨きをかけるという観点で人生を捉えれば、人生で失うものは何もないということに気づきました。
本当の自分に目覚め、愛にあふれ、魂が磨かれている人は、たとえ会社からリストラされても、きっと大歓迎してくれる所があるに違いありません。
世の中にそれほど素晴らしい人はいないからです。
このような人は、どこに行っても、またそこを新天地として、新しく立派にやり直すことでしょう。
今の時代には、まさにこういう生き方が求められているのです。
日本全体を見てください。
戦後、目覚ましい復興を遂げて、国全体が凄まじい勢いで発展していき、短期間で世界一のお金持ちになりました。
そして、土地成金や株成金といった人がたくさん生まれました。
ところが、バブルがはじけると、昨日までの英雄がバタバタバタと一挙にいなくなりました。
何のことはないのです。
彼らはただ単に欲が深かっただけなのです。
人からたくさんお金をかき集めただけなのです。
しかし、そこで「人生とは魂に磨きをかけるものだ」と捉え、本当の自分に目覚めていくことに焦点を当てていったら、その人は会社がなくなろうが、地位がなくなろうが、お金がなくなろうが、「私は何も失っていません」と堂々と言えるはずなのです。
私の知人で、家が火事になって、何もなくなってしまった人がいます。
ところが、その人の知人が、たまたまインターネットでその状況を発信したところ、全国からいろんな人がモノを送ってくれたり、さらに知人から家まで提供してもらい、すぐに火事になる前と同じ状態になってしまったのです。
その人が言っていました。
「私は、火事になる前より、遥かに豊かになりました。
なぜならば、人の愛がわかったからです。
火事になっても何も怖くないということがわかりました」
人生の道を、そのように魂の道、本当の自分に目覚めていく道と捉えたら、みなさんも何も怖くなくなります。
単に、昨日よりモノが集まったとか、お金をたくさん稼げたという目先のことだけで生きなくなります。
そして魂の道を歩めば、人生は自由自在、伸縮自在になるのです。
佐藤康行
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