ひだまりのくらげ

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はじめての薪能

2006年08月21日 23時08分56秒 | 暇人の日々
先週の金曜日、豊田市美術館で薪能がありました。
豊田の古い名前「挙母」にちなんで、「ころも薪能」だそうです。

薪能というのは、その名のとおり薪で照された舞台でお能が演じられます。
チケットがリーズナブルなためか老若男女を問わず大勢のひとが・・!
パイプ椅子に収まりきらず、ござが敷かれたところへ皆座っていました。

この日の番組は狂言は「豆腐小僧」、お能は「猩々」でした。

豆腐小僧」は京極夏彦原作。
怖がられたことのない妖怪、豆腐小僧が大名をおどかそうとして・・
反対にトレードマークの笠と豆腐をとられてしまうお話です。

ほのぼのした話に、コミカルな動き。
大人も子どもも楽しく見られる感じで、そこここで笑い声も。

反対に「猩々」は格調高い雰囲気。
(初心者なので、たぶん・・という程度にしかわかりませんが

写真は暗いのでわかりづらいかもしれませんが・・
実は舞台は池の上にセッティングされています。

真っ赤な衣装の猩々が舞う姿が水面に映って・・キレー!!

・・けど!

すぐ前に座っている着物のおばさまが正座してて、ほとんど見えない!
そして音だけだと、心地よすぎてつい・・寝ちゃいました。

そんなこんなで、お能は連れとつつき合いながらやっとこ見ましたとさ。

今度行くときがあったら、ちゃんと舞台の見える室内のに行きたいなぁ。
お値段がぜんぜん違ったけど。

ちなみに猩々とは・・
「猩猩(しょうじょう、猩々)は、中国の伝説上の動物。
 またそれを題材にした各種の芸能における演目。
 さらにそこから転じて、大酒家や赤いものを指すこともある」だそうです。

更に詳しくはコチラをどうぞ~。


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