では、日本はどうなのでしょうか。日本の江戸時代には鎖国をしてていました。外から入ってくる物がないと言うことは、ほぼ完べきな自給自足の社会を作り上げていたのです。主食のお米は三百年間ほぼ安定して、作られていました。
米を取った残りのワラから、ワラジ、かごなど、家の屋根などとあらゆる物に利用され古くなると土に戻していました。竈で燃やした灰も土に戻され、すべての物か循環する社会を作っていたのです。
その間、経済や社会が拡大することはありませんでした。ところが今の日本は、経済拡大ばかりを続けようとしています。そのために、自国の食糧生産はどんどん減り、食糧自給率は年年下がつています。
其の割に大量輸入、飽食の生活を続けています。其の結果、周辺の国の経済も崩壊されているのです。小麦や豆は、中国などから大量輸入しています。
エビは東南アジアの国々から、牛肉は遠くオーストラリアや南米からも運ばれています。アイスクリームや洗剤の原料となるヤシ油は、東南アジアの国々から大量に運ばれています。
食料だけでなく、銅はアフリカから、金やダイヤモンドはアフリカやシベリヤから、木材は東南アジア、中国、シベリア、アフリカや南アメリカからも輸入しています。
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