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本日もデザインなり・・・

株式会社 マインド松井 チーフのお仕事&日常

本日は布ナプ専門店なり

2013年05月17日 | 素材

京都へ行ってきました

布ナプキンの専門店さん

全部布ナプキン!すごい!ドラッグストアに売られている紙のナプキン以上に種類が豊富です

立体的なのやTバック専用とか、薄~いパンティライナーなど・・・

明るくて可愛くて優しいの思わず人に見せたくなるようなものばかりです。

この会社の社長さんのブログには「経血コントロール」についてとても丁寧に説明がされていて

それを読むと布ナプはそんなに大変じゃない、って事がよくわかります。

そうやって自分の身体と向き合って、そしてお母さんになった時・・・

やっぱり赤ちゃんにもいいものを身につけさせたいですよね

・・・というわけで、ベビー用品の開発に携わらせていただけることになりました

純国産綿を日本の国土で育てて、製品化するという、弊社の和綿プロジェクトに

共感をいただき、農地の一部を専属契約してくださるそうです。

生産者の顔が見える食物は今や当たり前になってきましたが

服だって生産者の顔が見える原料から、ものづくりをしていきたいですよね。

 


本日は洗濯実験なり・・・

2013年03月05日 | 素材

実験をしております・・・

ふわふわのワッフル生地に正真正銘、熊本で収穫した和棉を入れたアイテムを試作中

化繊の綿なら、ガンガン洗っても乾きやすいしヘタらない・・・

でもそれではオーガニックの意味がない

中綿もオーガニック綿でないといけませんので・・・

和棉入りを手でゴシゴシ揉んで洗っても乾けばふんわりとしてきましたが、中身が寄った感じになってしまいました

ダウンのようにある程度ブロックわけしてステッチで押さえ、大きめのキルトのようにしてみましょうか?

・・・来シーズンにはお披露目できるようにがんばります


本日は糸の見本市なり・・・

2013年03月01日 | 素材

    

糸の見本市に行ってきました

イメージは、糸がずら~!と並んでて、いろんな種類の糸があるのかなぁ・・・くらいでしたが

…違いました

私たちが扱う「糸」は生地を製品に縫い上げる為の「縫い糸」がほとんど・・・

ですが、ここで展示されているのは、生地になる前の、素材を作りあげる為の糸でした

さらに、その糸になる前の原料もいろいろ・・・

新人クリエーター達の素材コンテストも展示されていました

生地屋さんが集まる生地の見本市ともちょっと違い、かなり専門的、かなりオタク的に糸を見させて頂きました

弊社で栽培した和綿を糸にして、生地にして、皆様にお届けするために

日々、最良の方法を探っている最中でございます・・・


本日はジャガード織りなり

2013年02月15日 | 素材

各務原にあるY’sテキスタイルさんへ行ってきました

ジャガードという織物の会社です

カーテンやクッションを思い浮かべていただくと分かり易いかと思いますが

織り方で柄を表現することをジャガードといいます

  

コンピューターで柄や色を設定して機械で織り上げるジャガードですが、Y'sテキスタイルさんのスゴいところは

まるで写真かと思うような繊細な柄を織り出す事・・・

静物画のプリントのように見えるのも実は織物ですスゴいっ

人の写真をそのまま織物にすることもできるようで・・・スゴい技術だなぁ~と感動して帰ってきました

様々な繊維の資料もいっぱいあって、地元の大学生も作品を作る為に訪れるということです


本日はsu:noさん・・・なり

2013年02月13日 | 素材

福岡在住の織物作家su:noこと斎藤由清乃さんが、弊社に訪れて下さいました

su:noさんが手がけていらっしゃる新しい作品の附属決めです

これはsu:noさん手作りの小物入れ

糸を染めてから手機(てばた)で生地を織り上げた一品

今回はこのタイプではないグッズの打ち合わせでしたので、サンプルはまだありません・・・

サンプルが出来たら、また紹介したいと思います

http://suno1.blogspot.jp/

su:noさんにご興味の方は是非・・・


本日はガラ紡愛好会なり

2013年02月07日 | 素材

浜松に行ってきました

和綿を育て、綿を収穫して、糸にする・・・

その工程を昔ながらのガラ紡という手法を用いて行っている方々に会いに行きました

ガラ紡機は明治時代に発明されたという事ですが、工房はまさにノスタルジック

時間がそこだけゆっくりと動いているようです

   

   

手で紡ぐよりは早いけど、現代の機械と比べたらすごく、すごく、ゆっくりなので1日に出来る糸はとても少ないのです

このガラ紡機を動く状態で保存しようというのが愛好家の皆さんです

世界中にオーガニックコットンはあるけれど、日本で生産者の顔がわかるというオーガニックコットンはごくわずか

そして、ここにはそれがあるのです

大量生産大量消費、の生活から、必要なものを必要なだけ地産地消で・・・

と本気で取り組む日本の技術が、ここにはあるのです

 

 


本日はマジギレ・・・なり

2013年01月29日 | 素材

マジギレですっ

って言っても、怒ってないっすヨ~

本気布と書いて、マ・ジ・ギ・レ、ですガラ紡です。

  

愛知県岡崎市の有限会社ファナビスさんの製品です

 www.fanabis.net/pg514.html

ファナビスさんの精神は奥が深く・・・とても私ごときが説明しきれるものではないので

ご興味のある方は是非サイトをご覧になって下さいませ

そのファナビスさんの新作の縫製をお手伝いさせて頂きました。

着れば着るほど体に馴染む、着やすいブラウスがファナビスマジックによって

世界に一枚ずつしかない限定デザインになっていくのです。

出来れば写真ではなく、実際の布を触って、その優しさに触れてみていただきたい・・・

そして

この製品を手にして下さる方を通じてファナビスさんの取り組みがたくさんの方に知ってもらえたら嬉しいです・・・


本日は芯設定なり

2013年01月17日 | 素材

本日は芯貼り実験をしております・・・

ガラ紡は、その柔らかな風合いを生かす為に、あまり芯などは使いません

だけど、どぉしてもしっかり仕上げたい箇所などに用途に応じた芯を選んでいくのです

芯を貼って、つまんだり、ひっぱったり、くしゅくしゅしてみたり・・・

何度も触って、使い心地を想像しながらベストと思える芯に出会えるまで、実験をしてみるのです

皆さんの着ている服にも、隠れたトコロにこんな職人技が生かされてるハズ・・・ですぞ


本日はボイルなり

2012年12月17日 | 素材

機屋(はたや)さんから生地のサンプルが届きました

「ボイルしてあります」とのこと・・・

「へぇ~ボイルしてあるんやねぇ~それにしては張りがあって糊がついとるみたいな・・・」

洗うといい雰囲気になるということだったので、水洗いしてみました

左が洗う前、右が洗ったあと

私は単純に「ボイル」とは「茹でる」事だと思ったんですが、そうではなく・・・

糸に強い撚りをかける事・・・だったのです機屋さんに教えて頂いて判明

それで、洗うとこんなにクシュクシュとした表情に変化するんですねぇ~おもしろいですねぇ

「ボイル」勉強になりました


本日は地の目なり

2012年12月13日 | 素材

本日は製造の現場にて裁断をしております

先日のパンティライナーのサンプルを速達で送って、確認していただき 、さっそく50枚のご注文を頂きました

超高速納品をご希望でしたので、全力で本日発送に向けて頑張っております

裁断では、形通りに正確に切っていくのは当然のコトですが もひとつ重要ポイントがございます

地の目(じのめ)でゴザイマス

生地には、たて糸よこ糸がありまして、この織り目の「目」こそが「地の目」です

この地の目が正しく通っていることが肝心なのですっ

洗濯を繰り返すうちにぐる~んと見頃がねじってくるTシャツ・・・

これは正しくない地の目が原因なのですねぇ・・・

いつまでも使い心地の良い製品をお届けすべく・・・本日も地の目なり・・・