
お当番で会場にいた時、ちょうど居合わせた中野先生にお願いしたところ、ご自身の今回の出品作について、解説してくださいました…。
子曰く、
「真ん中の月から、光が垂れてきてる。これはわざわざ垂らしたの。
この光は宇宙からの光で、それが下の家と繋がっている。
家の中には灯りがともっていて、煙突からは煙が立ち昇っている。
つまり、人の生活がある。人の命がそこで生きている。
その暮らしが宇宙の中にある…。」
こんな調子で続いた一連のお話の中から印象に残った言葉、
「構図は敢えて左右対象からずらしてある。左右対象でないのが良い、というのが日本の美意識なんです。」
「特別人と違っていなくてもいい。何でもない毎日の暮らしが尊いもの。そういう暮らしの中に美を見出すのが大切。」
「花の命も鳥の命も獣の命も、人の命と同じ命。
日本画を描くときにはそういう気持ちで描かないといけない。
花も鳥も、そういう想いで見ないといけない。
日本画の中に基本として花鳥画があるのはそういうことなんです。」
…時折こういうお話を伺えること、絵の講評や解説を通じて先生の生命観に触れられることも、中野先生に絵を教わっている中での喜びのひとつです♪
搬入・搬出の際には、自ら立ち働く中野先生。

こんな姿を拝見するのも楽しく嬉しいものですが、どうかご無理はなさらず、いつまでもお元気でいていただきたいものです。(^^)
子曰く、
「真ん中の月から、光が垂れてきてる。これはわざわざ垂らしたの。
この光は宇宙からの光で、それが下の家と繋がっている。
家の中には灯りがともっていて、煙突からは煙が立ち昇っている。
つまり、人の生活がある。人の命がそこで生きている。
その暮らしが宇宙の中にある…。」
こんな調子で続いた一連のお話の中から印象に残った言葉、
「構図は敢えて左右対象からずらしてある。左右対象でないのが良い、というのが日本の美意識なんです。」
「特別人と違っていなくてもいい。何でもない毎日の暮らしが尊いもの。そういう暮らしの中に美を見出すのが大切。」
「花の命も鳥の命も獣の命も、人の命と同じ命。
日本画を描くときにはそういう気持ちで描かないといけない。
花も鳥も、そういう想いで見ないといけない。
日本画の中に基本として花鳥画があるのはそういうことなんです。」
…時折こういうお話を伺えること、絵の講評や解説を通じて先生の生命観に触れられることも、中野先生に絵を教わっている中での喜びのひとつです♪
搬入・搬出の際には、自ら立ち働く中野先生。

こんな姿を拝見するのも楽しく嬉しいものですが、どうかご無理はなさらず、いつまでもお元気でいていただきたいものです。(^^)
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