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みなもの会

北海道の日本画家・中野邦昭先生の主宰する日本画と美術工芸の会「みなもの会」の活動をご紹介しています。

昨日は教室で

2012年02月02日 17時28分03秒 | 教室でのひとこま
絹本の張り方を教わりました。
絹本(けんぽん)は日本画を描くための丈夫で平らな絹の布で、木枠に張って用います。

絹に絵を描くときには紙に描く場合のようにやり直しがきかないのですが、その分、紙に描くのとはまた違った透明感と風情のある仕上がりになります(上手く行けば……^^;)。また、裏が透けて見える絹本には、紙に描く場合とは異なる様々な技法が使えます。

絹本を枠に張る時には、要所要所を画鋲やホチキスなどで抑えながら、布がたるまないようにしっかり引っ張りつつ縁を枠の側面に貼りつけて行きます。最後にドーサ水を塗って乾かすと、布が心持ち縮み、ピンと張って出来上がりです。

私には初めての絹本使用作品。
上手に仕上げられますように。


みなもの会でも、新春展後の新しい一年が始まりました。:)
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