
あの楽団が関西へ来ているという。
蒸し暑い日だったが、彼らに会いに京都北大路まで出かけた。
既にメジャーデヴーを果たし、東京以西、関西や九州の千人以上の
ホールを常に、満席にしているという人気、実力共に充分の
グループで、所属レコード会社からは、路上でのコンサートを
やめて欲しいとの要請を受けながらも、それを断り、
各地の街角での演奏会、それも、料金は原則無料というのを
続けている彼らの、信念とやさしさに触れたくて、私は行った。
レパートリーは150曲以上という彼らだが、どうしても一般受けのする
曲を多く演奏されるようだ。
私は、もっと、モダンなリズム歌謡が聴きたかったが、
望み通りとはいかなかった。
しかし、冷房もない会場で、汗を拭きつつ、懸命に演奏する彼らの曲は、
優しさにあふれて、聴衆に伝わってくる。
そこには、所謂「金儲け」ではない、演奏者としての姿勢にあふれている。
アーチストは、こうあって欲しいという原形が、そこにあった。
だから、彼らの廻りは、いつも感動にあふれている。
歌 長男 高島孝太郎氏
アコーデイオン 次男 高島裕次郎氏
ウッドベース 三男 高島龍三郎氏
バンジョー 四男 高島圭四郎氏
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