私は女性を殴ったと捏造され保護室にかなり長い間閉じ込められた。上の記事を読んでその頃を思い出し、ブログに書こうと思った。
朝起床したら布団をたたむのだが、床はコンクリートの上にPタイル(床用タイル)を貼った仕上げなので固くて冷たかった。
便座を外した洋式便器、その横にちり紙を置き、畳んだ布団とそれが部屋の中にあるものの全てだった。
そこを裸足でペタペタ歩くのだが、直径が4、5cm位ある鉄のタテ格子で仕切られたローカから見ると動物園の猿そのものだったに違いない。
私は長期間複数回入れられたのだが、その頃はまだ若かったし(55歳頃)、慣れた事もあってそれほど苦痛を感じた覚えはない。
女を殴りましたという書類に2、3回サインを迫られたのだが、なぜか抵抗もせずにサインをしていた。それは独居房(隔離室)に入れられている絶望感からか、反発する気力など失せていたのだろう。
隣に院長が雇ったヤクザが入って来てからは、そいつとの会話も含めて非常に不快な日々だったことは覚えている。