さてこのブログでも何度か、日本のスーパーコンピュータ「京」の事はお伝えして参りました。富士通と理研がタッグを組んで開発したスーパーコンピュータ「京」は、一時世界一の称号をも手にしたのでした。その開発には莫大な費用がかかっており、当然国家予算も投入されています。大体の場合において、スーパーコンピュータの開発とはそういう物だと、思うのですが。
所が最近、何と個人でスーパーコンピュータを組み上げた人がいるという事を聞いて、ちょっと調べてみました。その雄姿が、こちらです。
http://japan.zdnet.com/development/sp/35032901/
何とその大きさたるや、ちょっと大き目のパソコンくらいしかありません。スーパーコンピュータは並列コンピュータですから、通常ものすごい広さの敷地を必要とするのですが、これでもスーパーコンピュータと言えるのでしょうか。うーん、なるほどこの発想は無かった!以前にもご紹介しましたが、世界最小のシングルボードコンピュータ「ラズベリー」を使用してるのだそうです。
たった30ドルながらCPUもメモリも実装し、ちゃんと稼働する事が出来るコンピュータ「ラズベリー」。それをたくさん組合わせて、スーパーコンピュータを組み上げたそうです。そうスーパーコンピュータはクラスターコンピュータ(並列コンピュータですから、いくつものコンピュータを組み合わせて行けば確かに作り上げる事は可能なのでしょう。何しろ一番の課題、「コスト」を大幅に軽減できる事が最大のメリットです。このスーパーコンピュータ、たったの2千ドル程度で出来上がっているというから驚きです。その性能は、最大値で約10.13ギガフロップス。京が10ペタフロップスといいますから、性能は約100万分の1。いやいや、このフォルムとコストで100万分の1でもスピードが出せると言うのは、驚異の事だと思います。
既に日本でも次期型スーパーコンピュータの開発が始まっており、その性能はさらに「京」のさらに100倍の10エクサバイトを狙っているそうですよ。また日本のスーパーコンピュータが世界を席巻する日も、そう遠くない事かもしれませんね。
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