今ツアー、氷室京介のライブで、どこの会場でも話題騒然の曲、『MOON』。
今回のツアーは、まだ3回しか参戦していない俺だが、
その内の1公演だけMOONを聴くことが出来た。
そう、バックスクリーンの演出付きで。
さいたま市文化センターで聴いたそのMOONで、
俺は完全に感化されてしまった。
あまり思い入れの無かったこの曲が、
今や、氷室ライブの中でこれを待つということになってしまっているのは自分でも驚きだ。
次に参加する武道館は、スクリーンが無い会場なので、
その2DAYSは、あの演出を観ることができない。
それに関しては大宮ソニック2DAYS、
そして、オーラスを含む横浜アリーナ2DAYSまでおあずけと言ったところ・・。
それにしても、このMOONという曲。
3rdアルバム『Higher Self』に入ってる曲ではあるのだが、
どうにか新録音とはいかないものだろうか。
ハイヤーセルフのボーカルは、
良い意味で「軽い」。
言い方は適切ではないかも知れないが、
「ヒムロック、余裕カマシすぎ」
そんな、若さという名の勢いを感じるボーカルになっている。
もちろん、それはそれでカッコイイのだけれど。
『Higher Self』でのMOONも悪くはないのだが、
MOONという曲の意味合い、道程を知ってしまった以上、
今の氷室の声で、MOONのCDを聴いてみたい・・・
そう思うのは俺だけではないのではないだろうか。
そんなことを想う、
月の無い日の夜。

