お稽古の前に・・・基礎編

和のお稽古は ちょっと 敷居が高いと思われる方に 予備知識として 私の経験を含め 書き綴っています
 

入門・・・

2005-05-06 11:46:49 | 私のお稽古・・・入門から師匠とのお別れまで
■入門■

とにかく きみ榮師匠はお師匠さんというより 券\人だった
ので 今まで習いに行っていた お稽古場とはちょっと違った
雰囲気でした。

お弟子さんは2通りいらして 全くの素人のお弟子さんと 
もうご自分がお師匠さんとして活動していらっしゃる方です。
ですから 入門 間もなくその方たちの唄や三味線を聞いて
(⌒▽⌒;) オッドロキーでした・・どの方もお上手で・・
当たり前かもしれませんが。。

私はそれまで声を出した事が無く 三味線のお稽古だけしたい
・・・希望を師匠に言いますと
『この子は面白いねぇ・・』と言われました。
唄もちゃんと唄えないと 三味線も良く弾けない・・って
わからなかったんです。

それに、きみ榮師匠は もともと 教える事を生業(なりわい)
としているわけでは無いので 教える・・・というような
お稽古ではありません。
唄も唄ってくださるだけ・・三味線も弾いてくださるだけ・・
要するに 初心者が習いにいく場所ではなかった気がします。
たまたま 私は三味線のキャリアがあったので 何とかついて
いけましたが 唄は??相当下手だったと思います。

お稽古の時は 師匠が唄って下さって カセットに録音もさせて
頂いたのですが どこから 手を付けて良いかわからない
ほど 良くわからなかったのです。
何となく 不安な感じでした・・。

入門して1年半くらいの時に 師匠の旦那さまから 師範の
資格取得についてのお話しがありました。
私は 日が浅かった事と まだ数曲しか唄えないので 良いの
かな??・・と思っていましたが もう1人 お若い方がいらして 
その方から お免状が欲しいとの希望があったので 私にも
一応 お声がかかったらしいのです。

躊躇はしましたが お断りするのも・・と思い ありがたく
頂く事にしました。
ここから ちょっと雰囲気が変わりました。その時点から 
”弟子”になりました。

続きは また次回に!!
コメント
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