こんにちは。
ついに待ちに待ったMSG25周年記念アルバムが発売されましたね。
私は昨日購入し、現在3回目を聴きながらこの文章を書いています。まだ、聴き込みが足りないので、細かい感想は後々投稿するとして、ファーストインプレッションを簡単にまとめてみたいと思います。
まず感じたのが「Jari のボーカルがいい!」ということでした。MSGの歴代ボーカリストの中でもトップクラスではないでしょうか。歌がうまいというのももちろん、歌メロもすごくいい感じです。Jari なら安心して過去のMSGの曲も聴けると思いましたね。グラハムの曲もきっと歌いこなせることでしょう。まぁ欧州ツアーのセットリストの1曲目は Assault Attack ですからね。日本公演ではセットリストを変えてくるのではないかと個人的には予想していますが。
次はもちろんマイケルのプレイですが、まずリフがかっこいい!サウンドももちろん最高!ソロはちょっとコンパクトなものが多いかな。もっと聴きたいんですけどね、本当は。でも最近のMSGのアルバムの中では間違いなく最高のプレイを聴かせてくれています。どうしてもファンとしては原点回帰というか初期のMSGサウンドを期待してしまうのですが、マイケルはそうは思っていないようですね。常に新たなことへのチャレンジという感じです。真のファンとしてはマイケルのこのような姿勢も理解していきたいと思っています。
ひそかに一番期待していたゲイリー・バーデンのボーカル曲。正直なところちょっと肩透かしという感じですね。初期の頃の曲調とまではいかなくても、少し過去を思い起こさせる感じを期待していたのですがちょっと残念でした。せめてマイナーキーの曲にして欲しかったなぁ。それにこの曲の作詞はゲイリーじゃないのですね。せっかくの機会なんだから、昔の曲作りのスタイルでマイケル&ゲイリーコンビの曲を入れて欲しかったですね~。
ロビン・マッコウリーの曲はなかなかかっこよくていい感じですね。当時よりもいいんじゃないかと思うくらい。
マキシシングルの Revolution Mind は実は別バージョンでアルバムに収録されていたのですね。これは面白いアイデアですね。曲としては好きですので楽しめました。
全体としては、大曲がないのが少し物足りない感じがしましたね。ギターソロでガンガン盛り上げていくような曲がないのが残念です。いや、マイケルとしては、きっとこのアルバム全体を通じて一つの作品と考えているのでしょうから、こういうのもありかな、とは思いますが。
ただ、もしかして後から何曲かリミックスしてギターソロを追加などしてリリースするんじゃないかというような予感もするのですが。
さてさて、あとは来日公演に備えて、日々予習に明け暮れなければいけないですね。アルバムにもしっかり「来日記念盤」と書かれていますし、日程も書かれていましたので、もう間違いないですね。半年後マイケルのベストプレイをベストな状態で聴けるようにしておきたいと思います。