折に触れ、暇に連れ

折に触れ、暇に連れ、感じることを書き綴る。

小泉被告に死刑???

2010-03-31 09:32:08 | 日記

判決文を隅から隅まで読んだ訳でないが、中日新聞の社会面の記事からだけで判断するなら、「社会に大きな衝撃を与えた」とのたもうてらっしゃるが、事件とか人間のやることは、必ず因果関係が密接に絡んでいると云うことを判決理由に考慮しなければならない。一面的、画一的にしか物を見ないと大変な誤判決になる。
私は、交通裁判の簡易裁判でそのいい加減なものの見方を体得したから、特に今回のは不安である。
この事件の裏に隠されている、厚生省の内部的な様々な問題、またもっとひどいのは社会保険庁の国民全部を苦しませている年金問題に対するそれこそ「大きな衝撃」という、殆どの国民の不満が潜んでいるからだ。今までの、事務次官の怠慢さがこんなひどい仕打ちを国民にやらかした責任はどうなるのだ???
確かに、責任者を殺すというのはやりすぎである。だが、殺したいという感情に近いものを抱いている国民がどれだけ居るのか、裁判官は分かってらっしゃるのかね。

 


今すぐに介護現場に必要な介助補助具はこれだ。

2010-03-29 17:55:06 | 日記

 認知症を患い、且つこの間倒れてから更に杖での歩行が困難になった女房を雨降りの中、病院から施設に移動するときに、初めて介護タクシーを使ったが、とても尋常でないくらい高い料金を取られてしまった。これは、とても普通の家庭では利用できるもんじゃない。何で、車で15分くらいの所を運んで貰うのに、7000円もかかるのかね。理解に苦しむ。
 NCUに一日だけ様子見で入院して、症状が安定しているので翌日退院になったが、倒れるまではこんなことはなかったが、退院直後から膝が痛くて杖ではもう歩けないとのこと、仕方なくご厄介になっている小規模多機能施設に暫くショートステイをお願いしたが、ここも高いので10日間程お世話になったが、帰宅時には依然と歩きたがらないままである。後は以前も借りていた車椅子をまた借りて何とか、自宅での初老の私対老認知症+身障者患者との介護と云うことになったが、兎に角玄関先までのほんの数段も、私一人の力では無理だ。施設の方一人付いても「痛い、痛い」と、多分認知症から来る症状と、ホントに痛いのとが同居しての表現だと思うが、我侭も重なり物凄い難儀なのである。いっそのこと、車椅子ごとと思ったが、これは三人がかりでないと無理だ。
それでだ、車椅子の代わりにひょいと抱き上げて車に乗せたり、ベッドに載せたり、階段を昇ったり降りたり出来るものは安くレンタルではないのかと、車椅子とベッドを借りているところの営業マンに尋ねたら、そんな便利なものがあれば、皆さん欲しがりますよとのこと。研究はしているみたいとのこと。
ネットで調べてみたら、確かに大学でも企業でも何かしら研究しているとのこと。そこで、NEDOでやっているのを見てメール送ったら、やはり名古屋の介護ロボットに近いコンセプトでしか実績がないようだ。
だが、私等が今直ぐにでも欲しいのは、介護者が身障者を楽に一人でも介護できる補助具なのだ。
身障者に身に着けてもらって自立させる道具ではないのだ。
使えそうな経済的にも負担の少ないものは、いつまで経っても世に出て来ない。これらは、いずれも一人で自立したいという患者に対する補助具である。
認知症を併発した患者は一人では身動きできない場合が多いのである。
それで介護者サポートスーツのようなものさへあれば、老老介護でも、ひ弱な女性の介護師ないしは看護師でも、重たい患者でさえもそれを着たら、一人でひょいと抱きかかえて、ベッドに移したり、ベッドから車椅子などに移動させられるのだ。
夜間の宿直人数もこれさへあれば、一人で出来る範囲が増えるし、介護者不足も嘆かなくてもいいようになりえるのである。
トイレと訴えてからトイレまで行くのに、一人では歩けないので車椅子に移動させている間にお漏らしをすることも、これさへあればトイレまで抱きかかえて行き、便器に座らせ、用をたすことも非常に楽に素早く出来るのである。おしめを何枚も替えなくて済むようになるし、経済的負担も軽減するのである。
どうも、開発の方向性が一方通行で、現場の要望を汲み取っていない所があるようだ。


介護老人保健施設の制度って?

2010-03-17 23:29:57 | 日記

いゃーびっくりした。こんな制度があるとはね。呆れ返って物が言えんわ。女房の病気のリハビリを兼ねて、入所させようと二箇所ほど当たってみたが。
なんと、アルツハイマーの進行を抑える薬で有名な【アリセプト】は入所患者が内部で服用することは相成りませんとのたまわれた。高価だからとのこと。
この制度の出来た理由がどうあれ、薬に関しては同じ厚生省の管轄ではないのかね。
入所したら却って認知症が進行してしまい、取り返しがつかなくなった場合はどうなるのだ。国の責任になるのでは?

これも、縦割り行政の弊害ではないのか。
今まで服用していた薬を外してまでして、足腰をの鍛錬だけのでは何のリハビリだね。
倒れてから、痛くて歩けなくなった理由が分らないくせして、勝手に服用薬を外すと云うことはある種の殺人的行為ではないのかね。
全然役に立たない施設だぜ。まったく話にならん。


何で音信不通の姉妹に遺留分があるのだ?

2010-03-11 09:51:57 | 日記

どう考えても解せない古臭い民法が未だに残されてるが、言語道断だ。35年以上も一緒に二人して作り上げて来た財産を、夫婦の片割れが死んだらその財産の4分の1が遺留分として、渡さなければならないというまったく論理的におかしい死後の財産分与の法律が未だに幅を利かせている。その姉妹が嫁いで別姓になってもだ。しかも、姉が認知で苦しんでいるのに、気遣う手紙も年賀もくれない輩に何で、渡さなければならんだ。一緒になって、毎日の介護生活を援護してくれてるのなら話が分る。そのかけらもない鬼同然の妹達に何でこれまで苦労して築き上げた少々の財産を分与しなければならないのだ。遺言でそれはなくせるって?遺言実行?一体全体、何のために誰が、そんな面倒くさい金のかかることをやらなければならないのだ。面倒を押し付けるのが法律かよ。夫婦間の財産はもうどれがどれだか分らないくらい、お互いの汗と苦痛と苦労と、忍耐などの様々な物が折り重なった努力の賜物だろうが。それを今更分離できるか。
話にならん。