コトバ

コトバって難しい。
自分の意図したこととは違って理解されてしまうこともある。

特にメールでは顔が見えないから
絵文字を付けたりして感情的なものを表現するけど
それでも充分じゃないんだろうな…。

もやもやした中でやっと見つけた
ほわんとしたおだやかな光を
そんなものは幻だと一刀両断された気分になった。
相手はそんなつもりじゃなかったのかもしれないけど
その文字を見たときには心が凍りついた。

人間なんて一人一人別の個体なんだから
血のつながった親子でも
長年連れ添った夫婦でさえ
完全に相手のことを理解することはできないんだろうな。
同じものを食べても、相手のいうところの「美味しい」と
自分が感じる「美味しい」が同じとは限らない。
『想像』で補うしかない。
あるいは『思い込み』…？

だからコミュニケーションは大事。
どっかで読んだ記事に
仲のよい夫婦ほど見つめ合う時間が長いって書いてあったな。
アメリカかどっかの心理学者が、つきあいの長さも年齢もばらばらの被験者を集めて調査したんだって。

じゃぁ、コミュニケーションを充分に取る時間がない場合はどうしたら良いんだろう???
だからメール、か。
現代人はとかく忙しいからね。
メールなら、電車の中でも打てるし
ちょっとした隙間の時間に書きためることもできる。
でも、
コトバって難しいからね。
メールは表情も声色もわからない分、
本当に自分が意図したことが伝わってるのかはわからない。
相手の意図してるところをちゃんとくみ取れてるのかもわからない。

難しいな。