8ヶ月突入

今日の天気　

今日の　　けんしん君　28週0D　出産まで84日

1週間が10回過ぎたら、けんしん君とご対面かな？　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


お腹の中であたたまっとる、けんしん君も8ヶ月に突入しました　

そろそろ、入院準備やお世話準備をせんとねぇ…

友人28号のお友達等から、たくさんの寄付をいただき、

物はそろっているものの、うちの腰が上がらん　

お天気の良い日に洗濯をしなくては…


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


今日の主人公、けんしん君は、生まれる前から一騒動起こしとるんよ　

ダーリンは

『歳じゃし、疲れとって、きっと薄かったけん、女の子が産まれると思う』

とずっと言いよったんよ。

いっつも、ダーリンが検診に連れて行ってくれよったんじゃけど、

6ヶ月検診の時に『女の子みたいじゃねぇ～　　』

と先生に言われて、ダーリンも一緒にエコーを見ながら、

自分の勘の当たった事に、心の中でガッツポーズしよったらしいんよ　

あんまり、自慢するもんじゃけぇ、うちは心の中で

『実は男の子じゃったらもっと面白いのに～』と、思いよった　

ダーリンのお母さんに『女の子らしいよ』と言うと、

『やねこげなけぇ、男の子じゃぁ思うたんよ』と言われた。

その日のうちに、西●屋に行って、女の子の産着等を購入。

それが7ヶ月の検診に友人28号と一緒に行ったんじゃけど、エコーの時、

『ん？』決定的な物が見えた気が…　

先生『どっちか言うとったかいね？』

うち『先月、女の子って…』

先生『こりゃぁ、男の子じゃねぇ。これ、おちんちんね！』

うち『そうですかぁ！（笑）』

一緒に来ていた友人28号にも言うと、

『ちょっと～思い切り笑わして！わぁっはっはっはっは～　　』

彼女はうちの『お腹が毛深くなったんよ～』とか、聞いて、男の子じゃ？と

思うとったらしい。

うちの勘は今回働かんかったけど、お母さんと言い、

女の勘の方が確かじゃった　

彼女のお腹であっためてる子も男の子なので、

同級生だし、一緒に遊べるし、良かったなぁと思うた　

悩みは…と言やぁ、購入した女の子の物じゃった　

でも、お店が親切で、訳を話したら

快く男の子の物と交換してくれてよかったよ　

こんな、葉茶目茶があって、7ヶ月の半ばまで働いとったんじゃけど、

職場の人達にも『お茶目な子じゃね～　　』と言われてしもうた　

うちのダーリンは　　1号　　2号とも、あんまり悩まずに名前をつけたんよ。

当時も流行の名前はあったけど、そういうのにはあまり流されず、

周りにも同じ名前の子がおらんかったけんね。

なのに、けんしんの時は男の子と聞いてから、毎晩悩んどっちゃった。

　に向かって、名付けのサイトを見ながら、『こんな名前は？』と、聞く。

2号から『だめ～●●君と同じ名前じゃもん！』

1号から『それ、●●ちゃんの弟と同じじゃん！』

この団地に越して来て12年…なんと、周りに同じ名前があふれとる事…　

そんなんばっかで、2週間すぎたんよ　

うちは男の子じゃけん、強くて優しい子になって欲しいと言う希望だけ伝えとった。

それと、今流行の名前は嫌なんよ。

なんかホストクラブの源氏名みたいで、嫌じゃけん…ともね。

ある日ダーリンに、『強くて優しいって、たとえばどんな人？』

って聞いてくるけん、

『そうじゃね～、うちはK-1の武蔵が好き　　

　武蔵って一休さんに出て来る蜷川新右衛門さんの子孫なんと　　

　でも、うちの名字にはあわんよ～　　』

『あと、佐々木健介が好き　　』

『誰それ？　　』と、ダーリン。

『竹刀もってすごむ、鬼嫁、北斗晶の旦那さんよ～。
　プロレスラーの　　』

『プロレスラーだけあって強いし、

　嫁や家族にすっごい優しいんよ。笑顔も可愛いし　　』

それを聞いて、ダーリン…

『健介かぁ…字画はすっごいえぇんよね～　　
　
　でも…同じ名前もねぇ　　』

　に向かうダーリンには、なんか、

どんより雲がかかっとるみたいに見えたよ　

ダーリンはお坊さんみたいな名前か、

戦国武将みたいな名前が希望じゃったみたい。

なんか、えらい、ダーリンの機嫌が良くなって、

『母さん、こんなんどう？わし、すごいえぇ思うんじゃけど…』　

『けんしん』

字を見た時、すっごい爽やかな風がフゥ～と流れた気がして、

うちも『これだ　　』と思わず叫んだんよ　

うちの希望も、ダーリンの希望も入って、

おまけに上杉謙信公みたいでえぇんじゃない？　

名前も無事に決まって、ダーリンも満足しとった。

悩んで悩んでつけた名前だけあって、毎日お腹に

『けんち～ん　　パパでちゅよ～　　』

と話かけよる。

完全に親バカじゃけん　

けんしん、会えるの楽しみにしとるけんね