≪アントキノイノチ≫
感想がまだだったから書いておくね
命ってことを語ろうと思うと・・・どうしても今年3月11日のことを考えてしまう
2万人もの人の命が一度に・・・「アントキノイノチ」をどう考えたらいいんだろう
もし、「生きてる時って何が一番大切だと思いますか?」って尋ねたら…絶対全員の方が答えてくださると思う!
人の命は…そこに行き着くと思わない?
「高校時代の事件がきっかけで心を閉ざすようになった杏平は、父親の勧めで“遺品整理業”の会社で働く事に。初仕事は、死後1ヶ月で発見された男の部屋だった。先輩社員のゆきと交流するうちに、互いに心に傷を持っている事を知り、杏平とゆきは次第に強く惹かれ合うように。しかし、ある日、ゆきは杏平の前から姿を消してしまう…。さだまさしさんの原作を読みましたが、素晴らしい小説でした!この秋の、藤本イチ押し作品です★」
おすすめ映画の原稿をお世話になっている藤本さんのイチ押し作品、興味津々で観に行った
遺品整理業っていう仕事からも考えさせられるね…あれ観ていたら、人の命って儚いなぁって思い知らされる…だからこそ感じることがあって、私たちのこの限られた命がどんなに尊いかってことが身に沁みた
この映画を観ると、人それぞれにある忘れちゃいけない命…「アントキノイノチ」…それが魂に刻まれるはずおすすめです
少し自分のことを語ります…。
病院の栄養士をしていた独身の頃、倒れた時だったか?急性腎盂腎炎になった時だったか?勤めてた病院でいろいろ調べてもらったことがあって…その時、若い男の先生にこう言われた。
「腎臓の右と左の大きさが普通は同じなんだけど、あなたの場合は大きさが違うために熱が出やすかったり疲れやすかったりするんですね。子どももできにくいと思います。手術しますか?」そんな内容のことを急に言われ驚いた
驚いただけじゃなく、まわりに何人か看護婦さんがいて…その配慮のなさが悲しかったし悔しかった
どんな手術をするのか尋ねると、とても私には耐えられそうにない手術だったからこう返事した。
「子どもができなくてもしかたありません。手術は受けません」って。
私は自分が子どもを産んで育てるということに全く思い入れがなかった。でもあの時は、自分の体が欠陥品のように思えて…屈辱的な痛みというか…どれくらい泣いたかまったく覚えていないけれど…何日か泣いて過ごしたかな…
君の~笑顔の~向こうにある~悲しみは~♪
死にたいな…ふとそんな思いがよぎる時があるかもしれない…もう忘れてしまったけれど…あの時の私もそうだったかもしれない…
なんでこんな話をするかというと…誰でも人にすべてを語るわけじゃない…こんなチャランポランな私にだって涙したことや死にたいなと思った若かりし頃の出来事があるんだから…今の若者だって…そう、あなただって…悩んで苦しい時もあると思うのよ…
でもね、子どもができないかもって言われてた私だけど3人も娘を授かったし…先のことを思って涙した日々を忘れてしまえる日がくるから…だから、若者にはこう伝えておきたい
「どんなに辛いことがあっても、生きられる限り、生き抜くのよ!誰にでも必ず死が訪れて、いつか逝ってしまうんだから 大切なことは、自分らしく生きるってこと!この一瞬一瞬を感じて、自分の人生を悔いなくね!」って
れいちゃん、何?今日はちょっと重かったですねって?そうよ、食べ過ぎて重いのよ(笑)
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