≪大鹿村騒動記≫
原田芳雄さんの遺作となったこの作品。
舞台あいさつに車いすで登場された原田さんの
あのやせ細った姿を見て・・・言葉もなかった。
原田さんの頬をつたった一筋の涙の意味するものを
どうしても劇場で感じたかった。
「70代を迎えてどうしても撮っておきたかった」
という原田さん・・・
この方が逝ってしまわれたんだな・・・
そう思うと・・・原田さんのなにげないシーンでも
何度も・・・何度も・・・キュンとした。
共演者の方々の登場シーンもバランスがよくて楽しめた。
普段なら観に来られなんじゃないかと思う方々が
大勢劇場に足を運ばれている。
最後まであきらめない情熱・・・
大切なものを見守る責任感・・・
原田芳雄さんの“底力”はすごかった!
『大鹿村騒動記』にこう伝えたい。
「元気が出ました!ありがとうございました!」
あっ、あと…原田芳雄さんに伝えられるなら、
最初あたりのシーンで、ちょっと間が遅れませんでしたか?
1秒…くらいなんですけど
私の思い違いかな…
私、いっぱい映画観て逝きますね!
来世では映画を創る側になりたいんです
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