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中国 ニュージーランド産 粉ミルク 輸入停止

2013-08-06 11:47:11 | 輸出
中国がニュージーランドの粉ミルク輸入を禁止、安全面の懸念浮上
2013年 08月 5日 09:07 JST

[ウェリントン 4日 ロイター] - 中国はニュージーランドとオーストラリアからの粉ミルクの輸入を全面的に禁止した。ニュージーランドの乳業大手フォンテラの一部製品からボツリヌス菌が検出され、安全面での懸念が浮上したため。ニュージーランドのグローサー貿易相が4日、明らかにした。

フォンテラは問題の製品を中国、マレーシア、ベトナム、タイ、サウジアラビアへ輸出、8社に販売したとしている。

中国の昨年の粉ミルク輸入額は19億ドルで、このうち90%近くがニュージーランドからとなっており、輸入禁止が長期化すれば、中国では海外ブランドの粉ミルクを含む乳製品に不足が生じる恐れがあるとエコノミストは指摘している。

問題の製品の一部が中国や他国へ送られる前にオーストラリアへ輸出されたため、同国からの輸入も禁止された。

ニュージーランドのグローサー貿易相はテレビ・ニュージーランドに対し、「中国当局はニュージーランドの粉ミルクをオーストラリアとニュージーランドから輸入することを全面的に禁止した」と述べた。

輸入禁止に関する中国当局からのコメントはないが、中国国家品質監督検査検疫総局はウェブサイトに掲載した声明で、仏ダノン(DANO.PA: 株価, 企業情報, レポート)の子会社デュメックス・ベビーや、中国の飲料大手、娃哈哈集団の子会社2社など計4社が、フォンテラから問題の製品を輸入した可能性があるとしている。

またフォンテラは、米コカ・コーラ(KO.N: 株価, 企業情報, レポート)の中国子会社やニュージーランド、オーストラリアの飼料会社も影響を受けたとしている。

中国国家食品薬品監督管理局(SFDA)は、娃哈哈、デュメックス、コカ・コーラ中国子会社に対し、汚染の可能性のある製品の販売を停止し、可能な限り早期に対象製品のリコールを実施するよう要請したことを明らかにした。

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