HAPPY MARYLAND

アメリカ メリーランド州での生活のあれこれ

スカウトキャンプ

2015-10-27 12:37:19 | 息子

ひーくんボーイスカウトに入隊しました!(正式には、カブスカウト)

7~10歳がCub Scout、11~17歳がBoy Scoutという区分けです。日本ではまた別の構成のようです。

アメリカのHP --> Boy Scout of America

日本のHP --> Scout Association of Japan

個人的にはアメリカ版のデザインに強く惹かれるんですけど、どうですか?日本がんばれー

 

もともとボーイスカウトには興味がありまして、「meeting event」があるというので、軽い気持ちで出かけました。きっと、大勢集まって、資料が配られたりするのだろうから、すみっこで聞いてよう、と思っていました。しかし、いざ行ってみると、新米者は数人程度。テーブルなんかすみっこにちょこんとあるだけで、広い室内をボーイズは駆け回り、1st Grade(1年生)の親子は、リーダーに手厚く歓迎され、親子は別々の部屋に分かれ、親の部屋にも机もなく、学年ごとに円座状態。自己紹介なんかもしちゃったりして、思わぬ誤算でありました。

しかも、活動単位は学校ごとで、全員同じ学校の生徒ってのも知りませんでした。てっきり複数校合わさってるものかと思ってました。そんなわけで、会合は通学校で行われたのでした。

子供は子供で学年ごとに集合させられてました。ユニフォームでない子が新米者ということです。2nd G以上もちらほらと新入隊希望者がありました。

ちなみに、1st Gは、4名しかおらず、全員入隊を果たしました。

入隊は、その場で即決せず、持ち帰りにさせてもらったのですが、密度の濃さに一歩引いてしまった私です。もしひーくんがやる気にならなければ、入隊を見送るつもりだったのですが、思いのほか、子供だけの時間が楽しかったらしく、やる気120%なのでした。

でも一番のやる気のもとは、ユニフォーム。活動をするごとにもらえるバッチに心ときめいたということです。

これがウワサのユニフォーム。一番小さいの買ったのに、ブカブカです。

最近思うのですが、ひーくんはコスプレの気があるね。ハロウィンもちょーノリノリで、本番日を迎える前に何度も着てるし、この制服だって、用もないのに着てたり。この写真も親友に見せたくて、翌朝見せてたし。彼が遊びに来た時も、わざわざ着替えて見せてました。 

 

さて、キャンプです。 

家から45分ドライブしたところにある州立公園に、土曜の朝、それぞれが現地に集合しました。各々のテントを設営したところで、開会式です。アメリカの国旗が揚げられ、誓いの言葉を述べます。 

開会式の後は、各自が用意したランチを食べ、野外活動の実習がありました。

まずは、紐を結んでネックレスを作ります。おー、これはアウトドアショップに売ってるやつじゃん!ってことで、親の方が真剣に。てか、6歳児にはちょっと難儀で、親のアクティビティになったのでした。

 

いちおう、ぼくちゃんも挑戦してみた!

 

できあがり~。余分な紐は、カットした後ろうそくの火をあてて溶かし、金属(この時はハサミの先)で押さえてほどけないようにしてました。

完成品。

 

次は、ワイルドライフについて学びます。ひーくんにはかなり難しかった模様。まったく聞いてない。。。

その後、応急処置の仕方を習い、最後にトレイルミックスを作って実習は終了したのでした。

 
 

ところで、どれが私たちのテントでしょう?

答えは、写真左。近くにイスが置いてあるテントです。一番右のテントと比べると大きさの違いが歴然です。

アメリカ人はキャンプが大好き。でもオートキャンプなんですね。車で乗り付けてキャンプするから、一度に荷物が運べなくても気にしないんです。右側のテントの方は、エアベットを持参してましたが、エアを入れるのは電動式でした。他の方も、折り畳みベッドを持参してたり。天井も高くてすこぶる快適と思われます。

我々のテントは、登山用ですので、最小限の大きさ。天井なんて、ひーくんが立てないほどの低さです。

この日は、街中で-1℃の予報でしたので、雨用のフライシートも設置しましたが、いやー寒かった~~~。夜中何度も目が覚めてしまいました。

 

野外実習の後は、みんなでハイキング。1st Gのシンボルマークはタイガー、カラーはオレンジ。帽子とベルトとスカーフにタイガーのマークがあります。

 

ちょっと歩いたら、川がありました。ここで写真を撮ったりして引き返し。

 

ベースに戻ったら、スカウトリーダーからインタビューがあり、質疑応答も野外活動の一環のようでした。スカウトリーダーは、3rd Gの子(もちろんカブスカウト)の父親であり、ボランティア消防団の一員とのこと。ここのスカウトの運営は、そういったボランティアで支えられているとのことでした。

 

その後は、夕飯の準備です。

これはサラダを盛っているところですね。君たち、手は洗ったのかね?!洗ってないだろうな・・・

 

炭火あり、

 

ステーキあり、

おいしそうな匂いが立ち込めていましたが、これらは、他の学年の夕飯準備風景。夕飯の材料や機材など、学年ごとに用意するシステムでした。われらタイガーチームは、入隊直後でサービスしてくれたのか、スカウトリーダーが全て用意してくれました。マッケンチーズ、サラダ、パン。以上3点のなかなか見事に質素なお食事でした。

 

夜はキャンプファイヤーを囲んで、子供たちと一部の大人から寸劇や歌の披露がありました。この見事な焚き火は、写真中央のうしろ姿のノコギリを持ったお父さんが、朝からずーーーーっと管理してくれていました。太い薪から細い薪まで自在に操り、火の勢いを変えるのも自由自在。昼間、風が強くなって、火が消えそうになった時があったのですが、太い木を炎の両脇において、風よけにしてました。とにかくすごい達人!

 

翌朝です。彼の力で、すでに火が起こってました。朝はパンケーキでした。やっぱり、上級生の家族は、ソーセージを持って来たりして、豪華な朝食になってました。次のキャンプは、春にあるそうなので、食事面には気合を入れたいと固く決意したのでした。

 

焚き火にあたっても、ホットチョコレート飲んでも、芯まで冷えた身体はさっぱり温まらず、朝10時解散で、11時前には家の近くに到着したのですが、カフェに寄って、スープを飲んでまったりしてから帰ったのでした。すごく煙臭かったんだろうなー。周囲の方ごめんなさーい。

 

 



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