お疲れムードの漂うニッポンである。諦観と言い換えても良いかも知れない。感染対策を徹底し客も疎らな居酒屋で会食した3名が、陽性と判定されたそうである。全員2回接種済みだったが、残念ながらブレイクスルーされてしまった様である。これだけ慎重に行動してもダメなのかと落胆しているとの事で、都市部に職住の拠点を持ち多くの人が行き交う所に通う方達も、半ば諦めている様な顔をしている（マスクで良く分からないが）。こんな状況で、人流抑制と人数制限のどっちなんだと言葉の使い方で揉めるのは多分止めておいた方が良い。現在国民が求めているのは、セルフロックダウンの判断基準である。自身が陽性だと分かったら出歩かない。それ位の分別を持った大人は、根拠は無いが多分6割は居る。抗原検査キットを蔓延防止措置期間中だけでも、無償配布してはどうか。それですら気休めには違いないが、心が折れる人がこれ以上増えるのは更に厄介なのである。
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