どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2893

2030年にガソリン車の新規販売をゼロにする。壮大な目標を立てたものである。個人的には小型EVを10万円で売ってくれるならそれでいいやと思っているが、トラック等の商用大型車は、相当気合を入れないと入れ替えは進まないと思う。ただ目標が設定されるとそれに向けて何とかしようと頑張る気性の人が多い国だから、完全達成は無理でもそれなりに電化は進展すると期待したい。この宣言に震撼したのは自動車業界でも石油販売業界でもなく、実は財務省かも知れない。2019年の揮発油税は2.28兆円で、酒税に匹敵する安定収入だからである。EVの比率が高まれば減収は避けられない。走行税なる走った距離に応じた課税と云うトンチキな素案は有る様だが、合意を得るのは難しいと思う。しかしピンハネするスキルでは右に出る者が無い頭脳集団である。2024年から徴税予定の森林環境税(全国民一律1000円)の様にコッソリうまいことやってくれると、変な方向で期待しているのである。

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