どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3531

変な方向でシンギュラリティを超えてしまわないか心配である。お絵描きAI向けの呪文を生成するAIが登場して大笑いしていたのであるが、どうやらそんなニッチな用途で収まる代物では無かった様である。文章生成AI「Catchy」が、およそ思いつく範囲のライティング作業を肩代わりしてくれる充実のラインナップである。例えば広告用のキャッチコピーとかプレスリリースとか顧客や取引先へのお礼文とか謝罪文とかお断り文とか就活の自己PRとかラブレターとか社歌とか、ある程度の定型化可能な文章であれば何でもいける様である。無料だと回数制限が有るので色々試せないが、いずれネタに詰まった時には力を借りるかも知れないし、何だったら錬成した文章をその儘パクってしまうのも手である。いずれビジネス文書と呼ばれるものは全てAIにお任せとなりそうだが、受け取る側もAIを使って処理する様になった時に、人類の存亡を賭けた戦いが火蓋を切る様な気がするのである。

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