どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2559

あちらのおなごは気っ風が良い。オーストラリアの森林火災を憂えたカリフォルニア在住の女性モデルが、ツイッターで所定の団体に10ドル以上寄付をした人にDMでヌード写真を送ると呟いた所、全世界から1億円が集まったとの事である。家族や友人からは批難囂々らしいが、「(放送禁止用語を交えて)コアラを救う為だ」と意に介さない様である。これこそセクシーな環境問題対策であると彼の大臣に絶賛してもらいたいと思うのだが、どうやら今は忙しいらしい。この手の扇情的なやり口を苦々しく思う方も居るだろうが、世の中やらない善よりやる偽善である。男のエロエネルギーを生産的な方向に振り向けられたと云う事だけでも、誇って良い。その一肌脱ぐと云う義侠心への共感も1%位は含有されているだろうし、そうでなければここまでお金は集まらないと思う。少なくとも私には真似出来ない(真似しても良いのだが、多分誰も幸せにならない)偉業に思えるのである。

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