どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2679

JR北海道、大丈夫なのかな。不謹慎な事を言うのも何だが、JR九州と並んで観光運輸収入が柱の企業である。しかもJR九州ほど事業の多角化は進んでいない。2019年度決算も135億円の赤字である。ただ説明資料をよくよく読むと「経営安定化基金」なるものがこのご時世に234億円の運用益を叩き出しており、少なくともそれがある限りは、どれだけ経営が悪化しても潰れる事はないカラクリになっている様である。尤もその謎利益含めての赤字である(鉄道単体では▲521億円)現状は、決して楽観出来るものではない。と言うか運輸事業を黒字化する心算が無い様な気がする。補助金漬けになった企業の常であるし、国民のインフラを担う使命と云う足枷は理解するが、もう少し何とかならないか。維持管理が大変な鉄路を諦め舗装した上で自動運転BRTを走らせる等、大胆な事業構造の変革が必要に思えるのであるが、それでも観光が頼みの綱である限りは、経営再建は難しそうなのである。

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