気持ちは分かるが、SNSとしては致命的だろう。イーロン・マスク氏がTwitterの閲覧回数に制限を設けた。何度か上限が引き上げられたドタバタの結果、現在では認証アカウントは10000、未認証は1000となっている。一般人が制限に引っ掛かるのかは微妙な数字だが、有名人であれば影響が出そうである。またハッシュタグとリツイート等でキャンペーンを展開している企業には、かなりの痛手となろう。河野デジタル相のエゴサの精度も落ちるかも知れない。サーバの負担となっているデータスクレイピングを排除するのが目的だそうだが、それで大口顧客の離脱を招いたら本末転倒であろう。ただSNSはどうやって収益化を目指すべきなのか、広告以外の手立ては無いのかと云う課題に挑む姿勢は評価したい。競合も次々と参入してはいるが、「世界で最も淀んだ大河」と云うユニークさは一朝一夕に追い付けるものでも無い。何とか頑張って欲しいと、未認証アカウントは応援しているのである。
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