やはり筋肉は全てを解決するのか。筋トレによってアルツハイマー病の原因とされる蛋白質の脳への蓄積や、ストレスホルモンの分泌が抑制されたとの実験結果を、サンパウロ大学の研究チームが発表した。マウスによる実験である事、原因物質と発症の因果関係が必ずしも確実では無い事に留意すべしとの但し書き付きではある。マウスにどうやって筋トレさせたのかそちらの方に興味が湧いたのだが、重りを括りつけて坂道を登らせると云う結構スパルタな運動を課した様で、実験動物も楽ではない。継続的に体を動かすのが健康寿命を延ばすのに効果的なのは何となく理解出来るし、実際傘寿卒寿でもバリバリ現役の方は少なからずいらっしゃる。理屈では分かるのだが、私の様な無精者にとってはどうしろと云う話でもある。筋肉増強のサプリメントもマウスには効いたと云う別の研究結果も有るので、そちらを期待しているが、筋肉で解決する事に変わりは無さそうなのである。
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