どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2907

会食じゃないステーキうめぇ。投げ売りされていたパーティ用豪州牛の厚切りを、16分掛けてミディアムレアに焼き上げ醤油で食った。700gだったが筋だらけの赤身肉だと、存外ツルリと入るものである。多分ちゃんとしたサーロインとかだと、200gも食べたら胸焼けするのであろう。安い味で満足出来る馬鹿な舌で良かったと喜ぶと同時に、胸焼けしようが全部食べようとするに違いない馬鹿な胃袋を呪っている。スーパーも年末モードに入れば高級品が幅を利かせる様になるので、その手の馬鹿な食い物を買うのなら今の内である。ギットギトのカルビが食いたいと思っても、サシが上品に入った三角バラとかカイノミとかが、「折角の正月なんだから贅沢に」と云う気の迷いを起こさなければ支払わないであろう値段で並べられるのである。美味いのが分かっているだけに余計に腹が立つ。ただ、一種類の食材で腹を満たすと云う馬鹿な真似は、そろそろ慎んだ方が良さそうなのである。

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