裏を返せば、それだけ衝撃が大きかったのだろう。海外のイラスト投稿サイトで、AIで錬成した作品の投稿を原則禁止とする規約の変更が増えているそうである。補助的な使用までは制限しないが、呪文だけの作品はNGとなるらしい。描き手が不快に思う事への配慮も有るだろうし、人間の作品が物量作戦で埋没する事への危惧も有っただろう。AIの学習にそれらの絵が使用されている事への反発も考えられる。ただ制作の敷居が下がる事自体の有益性は否定出来ず、運営としてもその匙加減に苦慮しているのが現状だろう。いきなり登場してあっという間に広まったから、まだその扱いに対する共通認識が確立していないと云うのも有ると思う。私の技量では絶対に描けない絵を錬成出来るのは快感であるが、それが誰かの模倣でしかない点は確かにモニョる。使用許諾権も含めた納得出来る落し所が見つかる事を期待しているが、それはそれとして暫くはコッソリ遊ぶ心算なのである。
コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。