どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3186

横綱白鵬、惜しまれ煙たがれつつの引退である。歴代記録を幾つも塗り替えた偉業は、平成の大横綱の名に値すると私は考える。これまでの活躍に心から感謝の意を述べたい。ただ一部の好角家が苦言を呈しているのも確かではある。カチ上げや張り手で怯ませる戦法は強者として相応しいとは言えないが、そうでもしないとマトモに四つに組んでくれないし、何より文句が有るならあの張り差しを他の力士にやらせてみたら良いと思う。その他にも伝統から逸脱する所作が目立った事もあって、相撲協会や横綱審議会が何度も注文を付けた様だが、例の八百長疑惑で土俵際に追い込まれた大相撲を救ったのは白鵬である。どの口がそれを言うかと云う気分になるし、神事としての相撲とは何か、そこで横綱が果たすべき責務は何かを指導出来なかった怠慢を猛省して欲しい。今後の後進の育成に期待しているし、あの電光石火の張り差しを伝授出来る逸材の発掘に励んで欲しいのである。

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