どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3797

ナイスなメタファーである。安全に開けられるマスはAIが全部開けて、運次第のマスは人間が開けるマインスイーパが誕生したそうである。オリジナルもそこら辺は半自動だから大して変わらない様にも思えるが、プレイの楽しみをAIに奪われて責任だけ人間に押し付けられる辺りがエッジの利いた皮肉になっている。然り、自動運転もそうだが、最終責任は誰かが追わねばならないのは必然である。アクセルを踏み間違えてコンビニに突っ込む様な自明の因果関係は無くとも、ツールに過ぎないAIに責任転嫁は出来ないと覚悟して使うべきだろう。ただ、現在時点でもネットの情報は絶対に正しいと妄信する人が少なからず居るので、その手の過失は多発する事が予想される。AIを扱うに当たっての知識の習得を、何らかの形で保証するのが望ましい。法整備すらままならぬ現状、そこまで手が回せるとも思えないが、理不尽な責任を背負わされるリスクは出来れば回避したいのである。

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