どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2473

果たして経産省の目論見通りなのだろうか。キャッシュレス消費者還元事業開始から半月経ったが、5%還元の店で買い物をした事が無い。登録している店舗が少ないので、近場で使えるのは馴染みの米屋だけだからである。地元の特産品ではあるが、雛人形は日常での使い道が無い。十万石まんじゅうも買ってまで食べる気にはならない。結果コンビニでの2%還元に留まっており、制度をしゃぶり尽くしていると云う達成感には程遠い。裏を返せば、決済手数料に耐えられない経営をしている零細小売店が数多いと云う事であろう。キャッシュレス推進と消費の喚起と云う二兎を追う経産省の狙いは外れた事になるのだが、施策が有効活用されなかったのは遺憾、と云う総括でアリバイ作りは出来るし、何より国庫支出が圧縮出来るので財務省は大喜びである。いずれ米は買う事になるので少々の恩恵は受けるのであろうが、もうちょっと賢い税金の使い道は有った様にも思えるのである。

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