どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3880

運行を止めさせないのが如何にもアメリカンである。2022年からサンフランシスコを走り回っている自動運転タクシーであるが、トラブルが頻発している様である。交差点の真ん中で停止したり緊急車両と接触したりと大変不評である。火災現場に突入して消火活動を妨げる事も有ったそうで、流石に見過ごせなくなった当局は、車両の数を50%減らす様に要請したとの事である。ゼロリスクが重視されがちな我が国だったら速攻禁止されるだろう。単純比較出来ない要素もあろうし、もしかすると自動運転の比では無いアナーキーな人が多いからまだマシ、と云う判断なのかも知れない。ただ昨今はバスやタクシーの運転手不足が深刻である。その傾向は高齢化が進む地域で著しい。結果として自家用車を手放す事が出来ず、不安を感じながらもアナーキーな運転をせざるを得ない状況である。それこそ自動運転の出番なのだが、ゼロリスクの呪縛から抜け出すのは容易ではないのである。

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