どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3277

日本海側で災害級の大雪である。その原因となっているのがJPCZである。いきなり知った様な顔をしてニュースに出てこられても困るんですがと云う感じだが、日本海寒帯気団収束帯の事だそうである。官僚風漢字であるから意味は概ね理解出来るのだが、そちらも目にする機会の無かった用語である。しかしJPCZによる豪雪は概ね5年に1度の頻度で発生していて、その記録は戦前にまで遡れる様である。だったら何でハイカラな表現なのかと云う話であるが、恐らく米国の軍事気象用語をその儘流用しているからであろう。お天気は作戦行動の成否に係わる重要事項である。晴朗なれど波高ければ戦艦の横っ腹見せても当たりやしないから砲撃数で勝る丁字型攻撃が成立したのであり、ベタ凪だったら惨敗を喫したに違いない。ともあれ衛星写真で気象観測が出来る様になってから分かった自然現象であり英語表記も致し方なしかも知れないが、気象庁に奮起を促したい気もするのである。

コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「時間の無駄」カテゴリーもっと見る