どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3604

各方面から好評を博していない紙ストローである。ふやける、紙の味がする、折れ曲がると絶望する等、散々の言われ様である。また出所不明な情報ながら製造から廃棄までに排出される温室効果ガスは、プラストローの4.6倍だと試算する論文も発表されているらしい。この手の数字はパラメータ一つ弄ればどうとでも調整出来るので話半分で聞き流せば良いが、漠然と環境に優しそうと云う印象操作に引っ掛からない為の反証ぐらいには使えそうである。抜本的な対策としては「ストローを使う様な飲み物は買わない」となるのだろうが、多分無理である。ちなみにマイストローを携帯するのは洗浄やその専用器具を生産・廃棄する所まで考慮すればプラストローよりも環境に厳しいそうなので、環境活動家には注意喚起しておきたい。結局プラごみを効率的にリサイクルする技術とインフラが登場しない限り解決は難しいのであり、ストローだけを目の敵にしても始まらないのである。

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