ニホンゴムズカシネ。「了解しました」は失礼に当たるか、ネットで議論されている。承知しました、承りましたを使うべきと云う主張と、広く使われているから問題無いと云う主張と、俺は気に障る私は気にしないと云う主張で水を掛け合っている。「了解いたしました」は敬語と解釈出来ると云うオーソリティーの登場で一応の結論は出た様だが、こう云うめんどくせぇ議論が交わせる時代は有難いと思う。「分かりました」で十分と云うのが私見なのだが、相手次第なのも確かである。この問題の発端はSNSの普及であると云うのが私の推測で、LINE等で良く用いられる承諾の返事が、了解を略した「りょ」である。それに慣れ親しんだ世代からすれば、了解と云うのは仲間内の言葉だから、目上に対しては失礼と考えるのも道理である。言葉遣いで目くじらを立てず、「りょっす」と言われてもイラつかない寛容さを持ちたいのであるが、少しで良いから敬意を込めて欲しいのである。
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