どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3519

ちぐはぐさ加減が実に味わい深い。首相感染を受けて記者会見はリモートになったが、公邸と官邸を専用線で繋げた会議専用システムだった為に、官邸の一室に密集した記者がモニターを取り囲むと云う珍妙な光景が爆誕した。外形上の要件を満たしていながら、本来の目的には殆ど貢献していない所が我が国らしい。これだったらいつもの会見会場にアクリルで密封した首相を搬入した方が良かったんじゃないかとも思うのだが、人権的に問題が有るかも知れない。セキュリティ面を考慮すればオープンネットワークに接続してはならないとは私も思うが、せめて座席とPC位は用意してあげられなかったものか。若しくは公邸から5G回線を利用し、内部とは分離した環境でZoomなりSlackなりを使うと云う手も有ったと思う(Slackは曖昧さを重んじる答弁には向かないかも知れないが)。これを機に政府のIT化を進めて欲しいし、その試行錯誤を笑う心算は無いのである(失笑は許して欲しい)。

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