相変わらずの浅学を嘆いているさいたまである。日本の塩自給率は11%だそうな。身近な食塩は国産が多いし、四海に囲まれ欠乏する事は無いと思い込んでいた。確かに作り放題であるが価格面で海外の岩塩に劣り、工業用は主に輸入に頼っているそうである。そうなるとコロナ禍での生産・物流の停滞、原油高に因る輸送費の高騰、そして円安と云うフルコンボが決まった現状は、極めて厳しいそうである。塩を原料とする製品はガラスとシャチハタしか思い付かないが、化学工業では不可欠と推察する。それらの値上げは避けられないであろう。よくぞインフレ率が2%に止まっていると感心もするが、モノの値段が上がらない時代が四半世紀近くも続いたのである。そう簡単にマインドは変わらないだろう。資源小国である我が国の今後を考えれば塩ぐらいは自給出来る様にした方が良いと思うのだが、国際的な価格競争に巻き込まれない一工夫が、浅学の身には思い付かないのである。
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