その気合は高く評価したい。しかし無茶すると支持率は更に下がるだろう。目視や紙、フロッピーディスク等の効率化を妨げる手続きを定めている法令等を「アナログ規制」と定義し、今後2年間で一掃するそうである。全部で9669条項も有るらしいから、霞が関界隈では嘆きの声も挙がっているだろう。デジタルで行政スリム化は結構であるが、恐らく条文だけを改正し経過措置期間を数年設ける事になると思われるので、その恩恵を実感出来る様になるのはかなり先になるだろう。個人的には「マイナカードが有れば役所で氏名住所性別電話番号生年月日を何回も記入しないで済む」所から着手してもらえると支持率が上がると思う。照会すれば済む情報を紙に書かせるのは、当方の認知機能の確認にはなるだろうが、実に煩わしい。一部事業者しか使わない行政手続きをデジタル化されても有難味は無いのであり、目に見える所から変えていくのも旧弊打破には重要だと思うのである。
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