今日は『太陽の帝国』からこのセリフにしました。このセリフは…
スッキの家族は、チャン会長の会社を継ぐのは姉のジョンヒの家族ではなく自分たちだと考えて、ジョンヒを失脚させるネタ探しにやっきになっていましたが、息子のミンジェがチャン会長の婿のテジュン(ジョンヒの夫)が、秘密裏に会社の悪評判を流して株価を下落させたところで借名取引で株を集めていたことが判明しました。ちょうどその時テジュンの母親が亡くなり葬儀となりましたが、怒ったチャン会長は二人の娘家族を集めて、葬儀に行くな、と厳命しました。しかしジョンヒは、姑の葬儀に行くなとは人道に反する、と言って、家族はもめ始めました。その際スッキは、テジュンが隠しているのは秘密資金だけなのか?、隠し子でもいるのではと言い出し、姉を逆上させましたが、これに構わずスッキが続けた言葉がこのセリフになります。
"人の心"が難儀だというニュアンスのセリフは過去にもご紹介してきましたが、その決定版のようなセリフですね。人の心が理解できないから揉め事になるのですから、これが理解できれば人間関係に起因するトラブルは大幅に減りますよね。が、親子、兄弟ですら理解できないのですから、夫と妻、嫁と姑のようにそれまで生きてきたスタンスが違えばトラブルのも当たり前です。ですからこんなセリフがでてくるわけです。
「夫婦とは欠点を補いながら幸せを共有していくものでしょう。」/『本物が現れた』第18話から
このセリフに関しては後日改めてご紹介するとして、
そのためには相手の心を理解しようするスタンスが不可欠ですが、今のようにこれだけ個のニーズを叫ぶスタンスが蔓延した世では難しいですね笑