「ウワサは意外なところから生まれて、予想外のところからその重みが現れる。」byラ・ウノ、クムド高校2年生
新年最初のセリフは、『学校2017』からこのセリフにしました。噂というのも生きていく上でついてまわりますよね。それもよい噂ならまだしも、悪い噂だと大変です。
ある日、ウノはクラスメイトでいじめらっれ子のボラの日記帳を拾います。しかしこれが元で、過去のボラとのつきあいを明らかにされたくない元カレのヒチャンから、最近ボラとヒチャンがつきあっていたという噂が流れている原因はウノのせいだと決めつけられ、ウノは詰め寄られ押し倒されてしまいました。ヒチャンも顔に擦り傷を負いますが、ヒチャンはクラスで成績が二位の生徒、母親が黙っておらず、学校へ乗り込んできて大騒ぎになります。今日のセリフは、この大騒ぎが始まる前と、その後収まったときにウノが胸の中でつぶやいたことばになります。
人の噂も七十五日といって、無視していてもその内消える場合が多いのでしょうが、その間の渦中の人は難儀なことこの上ありません。ことにウノのように、全くなんの関係もなかったのに、善意の行動が逆に暴力事件を起こした生徒にされてしまっては取り返しがつかなくなります。
何のゆかりもない噂の影響が、いつの間にか自分に火の粉となって降りかかってくる、これ明日は我が身です。気をつけたいですね。