今宵は、『ルールどおりに愛して』からこのセリフにしました。このセリフは…
ユリが誰もが気軽に法律相談できるローカフェを開こうとした部屋の大家は、かつての交際相手ジョンホでした。これを知ったジョンホは、違約金を払ってでもユリを追い出そうとしますが、ユリは応じません。困り果てたジョンホがインタビューの冒頭に言った言葉がこのセリフになります。続けてジョンホは、ユリと俺は少し離れている方がいい、と言いました。
ジョンホとユリの経緯はさておき、ジョンホの言う"人と人には適切な距離がある"という言葉、これも殿堂入り級の名セリフですね。というのも人と人とのトラブルというのはこの距離が適切でないが故に起こるからです。親子、夫婦、兄弟、師弟、上司と部下などなど、いろんな人間関係がありますが、いずれの関係も、近すぎても遠すぎても、トラブルは起こります。大ザッパに言えば、生きるということはこの距離を巧く制御することかもしれませんね。
為参考:適切な距離といえるかどうか。