









神田駅から大手町に向かう鎌倉橋交差点の角に「3月上旬オープン鹿児島らーめん」の掲示があり、
調べると京都の天天有という店は都内にもあるが、鹿児島のらーめん天天有という店は東京初進出とのこと。
11:30店内は満席、程なくして案内される。真新しい店内は活気があり、九州の祭りが始まるようないい雰囲気だ。
らーめん味玉付き(750)
ライス小(50)を注文。
卓上には大根の漬物があり、麺が出来上がるまで摘まんで待つのが南九州のらーめん文化のひとつとのこと。
ちょっと醤油を滴し、あっさりして中々いける。
程なくして銀色の受け皿に乗ったラーメンが登場。いい感じた。
スープを一口、熊本の桂花ラーメンのスープをもう少しあっさりめにした感じだが中々美味しい。
豚骨だけでなくサバ節もしっかりと感じられるバランスの良いスープだ。
麺は自家製の中太ストレート麺、かなり麺量もある、途中から卓上の胡椒を投入すると、これが凄く締まる、
イケメンで優しいスープが、キリッとした九州男児に大変身、なんでこんなに旨いのかこのような胡椒をふとみると『焙煎七味黒』メチャクチャ旨い。
もうひとつ感動したのが、またしても卓上の壺にある『豚味噌』なるもの。
田舎味噌に甘味黒糖の甘味、チャーシュー、ニラ、生姜、大蒜の旨味を加えた品とのこと。
ご飯に乗せて頂くと、ご飯のお供として最高の味わい。これだけで日本酒なら常温で5杯はいけますね。
お店のコンセプトは、
『最後の一滴まで飲み干せるらーめん。凄く美味しいではなく、じんわり美味しい』そういうものを作りたい。
創業昭和36年鹿児島で長く愛されてきた大衆らーめん。いいですね。
一度行って「美味しかった」と言う店は沢山ありますが、そのあと何度も行きたいという店は少ないものです。
この店は個人的には何度も行きたくなる応援したくなるそんなお店のひとつです。
再訪問を誓いつつ、オフィスにもどります。
営業時間
10:30~15:00
(但しスープがなくなり次第終了)
日・祝休