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城中央ライオンズクラブ

都城市を中心として奉仕活動に邁進するクラブです

国際会長からの年末年始のごあいさつ

2009-12-24 12:14:43 | 会長あいさつ
国際会長から地区ガバナー・チーム、クラブ役員、ライオンへの12月のメッセージと年末年始のごあいさつが届きました。
掲載します。


ライオン各位

拝啓 年末年始を迎えるにあたり、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。ご家族、ご友人、また仲間のライオン等、大切になさっている方々とお過ごしになる機会に多く恵まれるこの特別な時節、マルギットとともに、皆様そしてご家族のご多幸、ご繁栄、今後のご成功をお祈り申し上げます。

この時期はこれまでを振り返り、自らにもたらされた恵みの数々に感謝の気持ちを表すと同時に、新年の抱負について考えるのにぴったりの時です。

私自身、感謝するべきことがたくさんあります。その中でもとりわけ、2009~10年度に皆様の国際会長を務めるという機会をいただいたことに感謝しております。7月以降私はマルギットと一緒に世界各地を訪問させていただいておりますが、どこに参りましても常に、恵まれぬ人々には希望を、明日をも知れぬ人々には未来をもたらしているライオンズによる無私無欲の奉仕に頭が下がる思いと、驚きと感心の気持でいっぱいになります。

また、世界中のライオン指導者の皆様が今年度のテーマ「Move to Grow」にお応えくださっている様子にもとても感謝しております。12月も中旬となりましたが、私たちの実績は非常に良好な状態を保っております。ライオンズの奉仕の力は、過去10年以上で最高の12,500人を超える会員純増により、さらに高まっています。奉仕と仲間のネットワークは広がり、610の新クラブが結成されています。これは昨年同期の339の新クラブ数に比べ、71%の向上です。これらの実績は素晴らしい限りです。皆様に心より御礼申し上げます。

女性と家族会員の増強においても好結果が見られており、7月以降女性会員についてはうれしいことに8,074人の純増、そして家族会員として奉仕をするライオンは全体の13%を占めるものとなっています。それに加えて、訪問の先々で今年度入会式を執行させていただいたすべての若い新会員を数えれば、若い世代と明日のリーダーの勧誘においても進歩を遂げているものと確信できます。

今年度初頭にフィンランドの一人の若いライオンにこう言われました。「エバハルト会長、ライオンズが『Move to Grow 』を達成し、いっそう若返ることができればと思います」と。彼が言わんとしていたのはつまり、ライオンズは新たな方向へと前進し続ける必要があるということなのです。そして私たちは事実前進しています。以下に強調されているように、世界中のクラブが最新のウェブサイトを新たに立ち上げることにより、将来に向かって前進していますし、国際青少年音楽コンクールを行うことにより、私たちは新たな分野を開拓しつつあります。また、ライオンズに対する一般の意識を喚起するため来る1月に行なわれるLions In Sight(ライオンズ・イン・サイト)というキャンペーンをもって、今までにはなかったやり方で私たちの存在を世界に知らせる準備を行っています。

最近お送りしたEメールで触れましたように、この勢いを維持していくには、今後も今まで以上の努力を続けなければなりません。私たちは今年度の中間点に間もなく到達しようとしています。今年度はライオンズの歴史において紛れもなく画期的な年となる可能性をもった年、これまでよりもさらに多くの人々に奉仕をしていく年、他の組織では成長がほとんど見られていないにもかかわらず、ネットワークを広げ、そして今後末永く世界で一流の組織としての立場を確実なものとしていく新たな方向へと前進していく年なのです。

皆様には引き続きリーダーシップを発揮していただけるものと頼りにしております。同時に私も皆様のお力になりたいと思っておりますので、何か私にできることがありましたら、ぜひともお知らせください。

「Move to Grow」の実現に向け、前進されておられる皆様のご成功をお祈り申し上げます。

敬具
国際会長
エバハルト J.ヴィルフス

Seminars of L.Eberhard J. Wirfs

2009-09-13 06:39:20 | 会長あいさつ


9月13日(日))


2009年~2010年度ライオンズクラブ国際協会334・335・336・337複合地区
エバハルトJ.ヴィルフス国際会長セミナー

日時:2009年9月12日(土)14:00~15:30
会場:ホテルニューオータニ博多3F「芙蓉の間・雅」
司会:337複合地区事務運営委員 村中尊裕亀
通訳:高田孝子

セミナーは約1時間30分間あり、その最初の部分を動画で披露します。

Move To Grow

2009-08-13 04:40:37 | 会長あいさつ
8月13日(水)  

ライオンズクラブ国際協会はどのような理念の元に奉仕活動を展開しているか、国際会長エバハルト・ヴィルフスの言葉を筆写してみることにしました。
まず最初に出てくる言葉は「私たちライオンズは夢、計画、そして行動を広げて行かなければなりません。さもなければ私たちは消滅してしまうのです」。



続いて「未来を作る土台は過去にあります。未来にはビジョンが必要。行動の伴わないビジョンは、単なる夢でしかない」。
銀杏の葉を指して「ほら、あの葉をごらんなさい。二つが一つに結ばれている何百万年も長い、長い年月を生き続けてきた人類よりも力強い、命あるもの、火の手も、命を脅かす危険をも生き抜いてきたのです」。



自然について言える最も基本的事実の一つは、自然は活力に満ちていると言うこと。目に映える世界は絶えず変化し続けます。風に吹かれて樹木が揺れるといった自然界そのものに起こる力学現象と、人が動くことにより起こる見た目の変化の両方の影響を受けるのです。もっと簡単に言えば、いかなるものも、進歩あるいは成長するためには推進力または動きが必要なのです。「Move To Grow」これは根本的なコンセプト。ほとんど何でも当てはまる概念です。変化のないものに発展はありえないのです。



この基本的なコンセプト「Move To Grow」こそ、2009~2010年度のテーマとして私が選んだもの。銀杏の木と葉はこのテーマのシンボルです。



銀杏の木を見たことがありますか。銀杏の歴史は古く、その原種については2億8千年まで遡ることができます。このように古生代に明白に結びつく系統をもって今日生息している極めて希少な植物のひとつです。化石となった銀杏の葉と石化した幹が、第三紀時代の北米、ヨーロッパ、アジアで見られます。生命力が非常に強くて、平均寿命が千年という銀杏の木。同じ植物に雄株と雌株の区別があるというユニークなものです。




ではなぜ銀杏の木なのでしょうか。銀杏の木は希望と愛のシンボル、そして平和と環境保護のしるしです。銀杏の木は事実「千年」樹と宣言されています。その輝かしい歴史、長寿、順応姓、実用性、持続性、世界的な分布といった他の特性を踏まえた場合、銀杏の木とライオンズクラブ国際協会には相関関係があることが容易に見てとれます。




銀杏の木の起源と寿命を比べれば、ライオンズクラブ国際協会はまだ始まったばかりにすぎません。国際理解の推進に献身する世界規模の組織として私たちは、機会あるごとに象徴的な意味で「銀杏の木」を植えなければなりません。世界中で、苗木をしかるべき方法で日の当たる肥沃な土壌に植え、水を与えて育てる必要があるのです。銀杏の木のように私たちライオンズの各種プログラムも、長い間持続可能な資源でなければなりません。常に私たちのモットー「われわれは奉仕する」を心に留め、理解、そして息の長い社会奉仕活動の種を蒔き、趣旨について明確かつ一貫したメッセージを広めていかなければなりません。これには努力、推進力、そして前進が必要です。



私はライオンズを通して、そしてライオンズから多くを学びました。大きな課題を任せられ、こうしたチャンスを頂いた事に心より感謝しております。いまこそ恩返しをする時が来たのです。
エバハルト・J・ヴィルフス(ライオンズクラブ国際協会会長)