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マルチコアCPUの搭載は必須

2017-10-08 12:06:58 | 日記
PCの処理速度に大きな影響を与えるCPUは、動作クロックはもちろんのこと、コア数によって、その快適さが決まります。
2コアのデュアルコアであれば、同時に2つの命令が実行でき、1コアのシングルコアと比較して、単純計算で2倍の処理能力を持っています。
音楽を再生しながら、他の作業をする状態を例にすると、シングルコアであれば、バックグラウンドで音楽を再生した状態で、他の作業を開始した瞬間に、音が途切れ途切れになっていまうところ、デュアルコアであれば、2つのコアそれぞれが、音楽の再生と、他の作業を担当することで、音楽が途切れることなく、他の作業の処理も完結できるという仕組みです。
この作業効率を考慮すれば、快適な動作環境を用意するために、単純なコア数以上の、大きな効果があることが分かる例です。
さらにハイパースレッディング対応CPUと、対応ソフトウェアの組み合わせによって、1コアで2つの命令を実行することができます。
そうなれば、2コアのCPUであれば、4つの命令を同時に処理することができます。
多くのオペレーティングシステムやアプリケーションでは、デュアルコア以上のコアを搭載したCPUを搭載したPCで利用することが推奨されています。
もっとも、現在シングルコアのCPUの製造販売は皆無となって、ほぼ市場には存在しない状況もありますが、快適な環境の構築には、今やマルチコアCPUの搭載は必須といえます。
最近のPCのCPUのコアは4コアのクアッドコアが主流となり、特に高度な演算処理が必要な3Dグラフィックを取り扱うようなツールや、ゲームなどで必須となっていました。
しかし、ここに来て、6コアのオクタコアを搭載したCPUがリリースされ、大きな衝撃を与えています。
これまでは、業務用のサーバー製品や、学術計算を行うような分野での利用を目的とし、いわゆるプロ向けの製品として、一般の市場にはなかなか流通しない形でのリリースはされていましたが、一般のパーソナルユース向けの製品としても、6コアのCPUが、パッケージ商品がリリースされるようになりました。
限られた流通ルートやコストの関係から、なかなか手が届かなかったハイエンドCPUが、一般的なユーザーにも手に届く範囲となり、最寄のPCショップでも気軽に購入できる環境が、間もなくやって来ます。
今後の普及により、さらなるコストダウンが進めば、ホビー向けの6コアCPUが、より身近な存在となることが期待されています。

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