市長が語る日頃の想い

~やすらおか館林市長が折に触れ感じたことを綴っていきます~

師走

2007年12月28日 | Weblog
師走になると何となく気分が浮ついてくる。 そして、やや情緒不安定になるのは何故だろう。 なるべく持ち越しはしたくない、年内に片付けておきたい、やり残しはないか、あれやこれやと余計な神経を使いすぎて気忙しくなってしまう。 もっと余裕をもって、追い込まれる前に事が運べれば、こんなふうにはならないのにと思いながら毎年同じことを繰り返している。 自分で義務付けている家庭内の仕事が多すぎることもあるが、それ . . . 本文を読む

テルちゃん逝く

2007年12月17日 | Weblog
暮れの8日の早朝、テルちゃんは足利の病院でたった一人で息をひきとった。 55歳の短い人生だった。 今時だから、短命といってもいいのだろう。 丸顔で、笑顔のかわいい、人なつっこい子だったけれど、何時のころからか雰囲気が変わってしまった。 何があったのか分からない。父を思い、母を支え、いつも人のことを心配していたテルちゃんは優しい人だった。 世間の四方山話が好きで、巷のいろいろな情報をよく知っていて、 . . . 本文を読む

日本の感性

2007年12月12日 | Weblog
春は花、夏はホトトギス、秋は月、冬は雪、移ろう季節の変化を、短歌や俳句、詩などに上手に読み込む日本人の心を、川端康成は「美しい日本の私 その序説」というテーマで講演をした記憶があります。 確かに、日本人には自然に共鳴する何か共通する感性があるように思えてならない。 独自の歴史を有し、四季折々の自然に溶け込んだ日常の生活の中で、研ぎ澄まされた、豊かな感性が時間をかけて養われたのではなかろうか。 はか . . . 本文を読む